ワクチンパスポート反対

ワクチンパスポート反対

ワクチンパスポートとは、コロナワクチンの接種証明によって生活に「自由」や「制限」が与えられる仕組みのことで、コロナワクチンを接種しないと生活に様々な制限が掛けられ、場合によっては仕事をすることさえも難しくなる、という状況に追い込まれる国もあります。

このワクチンパスポートという仕組みを、日本でも(別の呼び名にして)導入しようという動きが強まっています。

ワクチンが、感染を防ぐわけではないことは、インフルエンザワクチンを思い浮かべても、容易に想像がつきますし、ワクチンだけの由来による集団免疫論が幻想であり、個人の重症化予防効果が軸なら、ワクチンパスポートに何の意味もありません。

感染抑止効果も期待できませんし、強いて言うなら、接種を希望しないひとに対し、「社会」から排除する、という圧力をかけて接種を強要する、権力によるワクハラや管理社会化以外の意味がありません。

実際、2021年2月時点で、河野太郎ワクチン担当大臣は、次のように「正しい」見解を語っています。

河野太郎規制改革担当相は21日夜のフジテレビ番組で、新型コロナウイルスのワクチンに関し、接種済み証明書の公的な活用に否定的な見解を示した。「国内でワクチンを打った証明書を使うケースは想定できない。政府としてもそういうことをするつもりは現時点でない」と述べた。

河野氏はワクチンについて「発症、重症化を予防するかもしれないが、感染そのものを予防するとは言っていない」と指摘。海外渡航などを念頭に「(証明書を)持っていなければ何かができない、という制度をつくることに意味はない」と強調した。

海外ではワクチン接種を受けた人に証明書を出す動きがある。河野氏は「実は日本もワクチンを打った証明書を国際的に出せるような枠組みをつくらないか、という話が来ている」と明かした上で「今、何かが具体的に動いているわけではない」と説明。「ワクチンを打たなければ何かができなくなるという制度設計に国際的になるとは思っていない」とも語った。–  ワクチン証明書活用に否定的 河野担当相「意味ない」―新型コロナ

この時点での河野大臣の指摘、感染そのものを予防するわけではないのだから、ワクチンパスポートは意味がない、という指摘はその通りで、間違っていたのは、国際的に、どんどんと進んでいったこと、そして、海外からの圧力なのか、結局日本も飲み込まれた、ということでしょう。

このワクパスの是非の前に、まず「打たない」という選択肢について考えてみたいと思います。

コロナ騒動の初期、国内でも1月、2月はほぼ無対策、中国人観光客含め海外からの訪日客も多く、移動も自由にしていました。僕や周りの友人も、2020年の2月頭に東京で生活していましたが、イベントもあり、会場は人で溢れ、電車の車内や建物内も含め少なくないひとがマスクはしていませんし、そのことに対する圧もありませんでした(2月半ばに出された東京都医師会の見解も、マスクは「症状のある方が着用を」というものでした)。

東京都医師会 2020.2.13

また同時期、中国から出張で帰ってきて咳が止まらないと言っていたひととも普通に部屋で喋っていました。

もし、新型コロナがものすごい感染力なら、この時点で既に広がっていると考えるのが自然でしょうし、検査をしなかったから少なかっただけで、自分も感染している可能性(風邪やインフルエンザのような症状、あるいは無症状に紛れて)は十分にあるでしょう。

そもそも、無対策なら42万人死亡、と言うなら、この時点で、少なくともあちこちの病院で原因不明の集団感染や死者が出ていないと変だと思うのですが、そういう報道や近所の話を頻繁に耳にしたことはあったでしょうか。月別の総死者数も、前年より減っていることから、その可能性は限りなく低いでしょう。

とすれば、風邪やインフルの症状、あるいは無症状で、とっくに感染(あるいは付着のみ)し、ことなきを得たひとも相当多いことが予想されます。

現在でも、まず感染する可能性自体がだいぶ低く、万一罹ったとしても、そのなかで重症化する可能性となるとさらに低い。重症化のリスクの低い世代やひとなら、そのメリットは相当少ないと考え、まだ中長期的な影響も不明であり、異様なほど高い割合で短期の副作用も出ている新しいワクチンを体に打ちたいと思わない、慎重になる、というのは、別に一つの選択として全然「あり得る」ことだと思います。

2021年7月のコロナの致死率も、0.2%と、季節性インフルエンザとそれほど変わらない状況になっています。

これは全体の数字でしょうから、65歳以下に絞ったら、さらに下がるのではないでしょうか。

また、2009年の新型インフルエンザワクチンのとき、「季節性インフルエンザ」と同じくらいの症状を「重い副作用」とし、その副作用が2万人のうち4人で「多い」とマスコミは報じたのに、今回は、その比ではない数のひとに副作用が出ても、異物が次々見つかっても、「安全です」「どんどん打とう」という論調を繰り返します。

厚労省は発生率の問題は別にして、副作用自体の重さについては「季節性インフルと同程度」としている。ワクチン接種の安全性を確認するため、国立病院機構の67病院で接種した医師や看護師など約2万2112人を追跡調査した。重い副作用の発生率は約0.02%。

季節性インフルのワクチンの場合、08年度は約4740万人(推定)に接種し、121人から重い副作用の報告があった。発生率は約0.0003%。今回は相当高い率だが、厚労省は「季節性は厳密な追跡調査をしておらず、一概には比較できない」としている。

インフルに詳しいけいゆう病院(横浜市)の菅谷憲夫小児科部長は「健康な成人2万人に重い副作用4人は多い印象だ。断定的なことは言えないが、子どもや高齢者に接種を広げるにあたっては、副作用事例を十分観察する必要がある」と話している。 – 新型インフルワクチン、重い副作用は接種2万人中4人|朝日新聞 2009.10.24

一方の新型コロナワクチンは、頭痛や発熱に絞っても、副反応の割合が尋常ではありません。

2回目接種では、1回目と比較して全身反応の出現頻度が高く、筋肉痛が64.4%、倦怠感が84.2%、頭痛が74.7%、37.5度以上が発熱は88.0%で出現したとするほか、発熱の出現頻度は若い世代の方が高い傾向で、40代以下では90%前後に発熱が出現したとするが、60代以上でも75.4%に発熱が出現したとしている。 –  岡山大、モデルナ製新型コロナワクチンの2回目接種後の副反応調査結果を公開

リスクをどう取るかというのは、それぞれのスタンスがあるでしょうが、それにしても真逆の姿勢で、感覚が麻痺してしまっているような気がしてなりません。

異物も、平然と「問題なし」として進んでいますが、食品の異物混入の際は、こんなものではなかったのではないでしょうか。

画像 : 東洋経済

接種後の死者も因果関係不明が貫かれ、加えて、異様なほど「感染拡大はワクチン未接種者のせい(「打て」とする圧力を与える)」に仕向ける流れもあり、露骨なまでの誘導に違和感や不信感を抱く、というひとも少なくないと思います。

コロナの場合、なんの影響も与えない、極めて微量のウイルスを拾ってもPCRで陽性でさえあれば、死因は問わずコロナ死として、因果関係が結びつけられるような伝え方がされます。

このうち20代の男性は何らかの外傷で死亡した後、感染が確認されました。男性は家庭内で感染していて20代の死亡は東京では2例目です。– 全国の重症者2060人で過去最多 東京では19人が死亡|テレビ朝日

新型コロナ以外の病状で搬送されたものの、病院到着後の検査でコロナ感染が確認。その後、同じ病院内のコロナ患者専用の重症病床で治療を受けていたが、7日に死亡した。–  コロナ感染の10代死亡 全国初、基礎疾患あり―大阪|時事通信

外傷で死亡した後、陽性だったら、コロナ死。違う病状で搬送されても、陽性なら、コロナの重症病床で治療を受け、亡くなったら「コロナ感染で10代初の死亡」と報道される。

これほど掛け離れていなくても、突然死したひとの体内からコロナが検出されたというだけでも、死因は問わず、コロナ死になっています。以下は、ホテルで亡くなった女性から、コロナが検出された、ということだけが記載されているニュースです。

出張先の県内のホテルで亡くなった他県在住の40歳代女性から新型コロナウイルスが検出されたと発表した。 – 出張先のホテルで死亡、他県在住の40代女性からコロナ検出

突然死の原因には触れず、その後コロナが検出された、という書き方になっています。なぜ、こんな構造になっているのでしょうか。

――新型コロナによる死者数は今年の4月22日で累計9761名との報告です。しかし、厚生労働省の昨年6月18日付け事務連絡で、速やかな把握のために、PCR検査陽性者が亡くなった場合には、新型コロナによる死と扱い、厳密な死因を問わないことになりました。そのため、過剰計上が指摘されています。

森田医師 : 結局、PCR検査をすると検査陽性者という母数も膨らんでしまいますし、分子の死者も過剰計上とみられます。だから、実態がわかりにくくなっています。–  「ゼロコロナ」志向こそが人と社会を壊していく   森田洋之医師に聞く。「ワクチン過信にも注意」 | 東洋経済

一方のワクチンは、接種後まもなく亡くなっても因果関係は不明です。また、たとえば、「接種後2週間以内の死亡は原則報告」という風に、期間を定めて全例報告にするということもなく、基本的に各医師の判断に委ねられているので、実態は把握できていない可能性は大いに考えられます。

情報が足りないから因果関係が判断できないという割に、情報を集める仕組みは作りません。

厚労省 ワクチンワクチン分科会副反応検討部会

「緊急外来がなければ死んでいたかも」ファイザー製ワクチンの副反応で倒れた49歳女性 2度のICU治療と入院で費用は100万円超|文春オンライン

Twitterでも多くの様々な副反応で苦しんでいる人たちの声が挙がっています(「#ワクチン副反応」)し、後遺症のように長く症状が消えないひともいるにもかかわらず、その声は、メディアからさえも置き去りにされています。

テレビでちゃんと報道した数少ない事例 CBCテレビ

行政にせよ、メディアにせよ、このアンバランスな対応は、とても意図的なものを感じますし、そういう普通の疑問や不安、警戒心まで、十把一絡げに、「陰謀論」や「デマ」だとすること自体が、異常なことだと僕は思います。

CNN  不気味な誘導記事

ヤフーコメント覧にあった当然の違和感、ある一つの方向に誘導しようという力が凄まじいと思う

他人にうつさないためにも、と言いますが、先ほども触れたように、コロナワクチンで謳われるのは基本的に重症化予防なので、感染はしますし、重症化することも、亡くなることもある。

ADEと呼ばれる、逆に重症化を促してしまう可能性も指摘されています(ワクチンを打った人が逆にコロナに脆弱になるリスクを指摘するウイルス学が専門の宮沢准教授)。

結局、あくまで個人がリスクとベネフィットをよく比較し、後悔しない道として判断すべきことだと思います。

>>WHO「新型コロナ、風邪のように人類と共存するだろう」 2021/9/8

また、安全で効果的なワクチンだと思っているなら、わざわざ他人に打たせなくても、ワクチンによって自分が守られているのだから、それでよいのではないでしょうか。

そもそも、個人的には、食生活や睡眠、運動、日頃のストレスのことなどには触れず、ただ人流を抑えろ、接触を控えろ、家にいろ、ワクチンを打て、繰り返し打て、打った人間だけが安全だ、という健康観にはだいぶ違和感があります。

ワクチンのみの集団免疫で収束する、というのも幻想に終わり、実際に最速で高い接種率(16歳以上の人口の8割が接種)、ワクチンパスポート導入、現在世界で最も「3度目の接種」を行っているイスラエルでは、新規陽性者数が記録的な上昇を見せ、「4度目の接種」の準備を、という話にもなっています。

日本経済新聞 2021年1月28日

日本経済新聞 2021年9月14日

イスラエルの新規陽性者数

そして、すでに2度の接種をしているひとも、期限内に3度目の接種を行わないと、ワクチンパスポートの更新がされず、「未接種者」扱いになる。

このままいくと、5度目、6度目、と延々続くのではないでしょうか。それでどれほどの効果があるのか、ワクチン接種率の少ない国々と比較して被害はどうなのか、また、これほど副作用の大きい新しいワクチンに人類は耐えられるのか、そのことも含めての壮大な「実験」でしょうが、果たして、壮大すぎる実験は、もし失敗に終わると気づいた際、一体誰が「失敗」という判断を下せるのでしょうか。

こうした状況のなかで、後戻りできない暴走に入っているのではないか、怪しい、危険だ、と思うひと、ちょっといったん冷静になって待ってみよう、と思うひともいるでしょう。

また、万一コロナで死んでも仕方がないと思えるが、ワクチンで死んだら後悔する(逆にワクチンを打って死んだほうが後悔はない)といった根本的な死生観や自然観の問題もあり、「打たない」という道も、当然出てくる選択の一つで、その選択を排除しようとするような「ワクチンパスポート」という仕組みには絶対に反対です。

これはただただ、接種者を増やし、延々打ち続ける構造にしたい製薬会社やデジタル利権、管理したい権力のための仕組みで、国民は、無意味に分断され、差別もいっそう激しくなる可能性があるでしょうし、個々人の差別感情という話にとどまらず、完全な「差別システム」と言えるでしょう。

本来は経済活性化のためのはずのワクチンパスポートだが、フランスではワクチンパスポートを要求するレストランやショッピングセンター、スーパーなどには客がまったくといっていいほど来ず、閑古鳥が鳴いているという。

ワクチン接種後のブレイクスルー感染は日本でも起こっており、ワクチンパスポートを導入すれば、日本もフランスと同じような道を辿る可能性は高い。 – 「ワクチンパスポート」導入反対意見はなぜ多い? 政府のデジタル音痴ぶりにも尽きない不安(水野詩子)

この催しに参加するにも衛生パスが必要だ。各カルチャーセンターなどで習い事をするにもパスなしではできず、文化的な活動や、社会的な集まりからはじかれてしまう。

福祉活動を主とする協会のボランティアの一員、ロメオさん(20代)は「僕は衛生パスがないので参加しません。必要ならば、72時間有効の陰性証明を毎回取得して行けばいいのですが、どんな意味があるのでしょうか。パスがある人だけ集まる場では、感染者が出ないんでしょうか? ばかばかしいと思います」。

アクセス可能な場所が制限されることは、興味がある活動ができなくなることや、社会や地域との交流の場が失われていくことにもつながる。 –  新型コロナ 「衛生パス」のある生活は幸せなのか|毎日新聞

そして、このワクパスによって、今後、5度目、6度目となったとき、自分も「打たない」という選択を取れなくなる自縄自縛に陥るかもしれませんし、自分の子供がアレルギーなどで打てなくなることなども想定したら、そんな社会は後世に残すべきではないと僕は思います。

追記。

ある一つの正義によってパスが発行される、法律で定められているわけでもないのに、反すると社会的なペナルティを与えられる、というのは、いくらでも増大していく危険性があります。

いったんこの仕組みが肯定されれば、さらに管理社会が進み、「普通・痩せ型パスポート」「禁酒パスポート」「禁煙パスポート」「環境に優しい人パスポート」など、特定の「ちゃんとしていない人たち」を排除する方向に進んでいくなど、色々な「活用」がされるかもしれません。

一見すると、徹底的に管理された安全で健康な世界のように見えますが、「ちゃんとしている人」の評価基準を誰が決めるのでしょう。

気づいたら、ある一つの形の「正しい人間」「綺麗な人間」しか許されない、窮屈な世界ディストピアになっていく可能性も、じゅうぶんにあり得るのではないでしょうか。

感染経路、という発想の恐ろしさ

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